
【ドル円週間予想】反発余地が限られる展開。調整的な下げに留まる可能性も。
直近の日足は米雇用統計の結果を受けて大陰線の出現となりました。東京市場でこの日に付けた150.91で目先天井を確認した可能性が生じていますが、一方で、下値を切り上げる流れを維持しており、調整下げの範囲内に留まっています。147円を割り込んで終えた場合は、7/1に付けた142.69を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けて、下値余地が若干拡がり易くなりますが、この場合でも4月に付けた139.89を基点として下値を切り上げる流れに変わりないことや、146.10-20に週足の抵抗が、144~145円台に日足、週足ベースで見た強い下値抵抗が散在しており、短期トレンドは144円を割り込んで終えない限り、大きく変化しません。一方で、上値も、148.90-00,149.50-60に日足の上値抵抗が控えており、これらを上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、150.90-00の抵抗を上抜けて終えない限り、下値リスクを残します。日足の上値抵抗は148.10-20,148.90-00,149.50-60,150.00-10に、下値抵抗は147.00-10,146.00-10,145.40-50,144.90-00にあります。21日移動平均線は147.56に位置しており、終値ベースで若干下抜けていますが“ダマシ”の範囲内です。120日線は146.33に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性がありますが、200日線は149.55に位置しており、上値を抑え込んだ状態です。
一方直近の週足を見ると、上ヒゲが非常に長く、実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに大きく失敗した形で終えており、反発力の鈍い展開が予想されますが、一方で、4月に付けた139.89を基点とする週足のサポートラインが146.10-20に控えており、これを割り込んで越週しない限り、調整下げの範囲内となります。反発に転ずる可能性を残した状態にあることから、このレベルでの売りも慎重に臨む必要があります。また、146円割れで越週した場合は、下値余地がもう一段拡がり易くなりますが、4月の139.89と7/1に付け直近安値142.69を結ぶサポートラインが144.00-10に位置しており、これを割り込んで越週しない限り、下値余地も限られる展開が予想されます。また、今年1月に付けた158.87を基点として上値を切り下げて来た流れからも上抜けた位置をキープしていることも、反発に転ずる可能性を残しています。一方で、上値も148.50-60,148.80-90,150.00-10に週足ベースで見た強い上値抵抗が出来ており、これらを全て上抜けて越週しない限り、上値余地も拡がり難い状態です。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の通り。下値抵抗は146.10-20,145.00-10,144.60-70,144.00-10にあります。31週、62週移動平均線は148.27と150.01に位置しており、実体ベースで上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。
今週の戦略は、ドル買いは146.00-10まで引きつけて。損切りは145.40で一旦撤退です。ドル売りは148.90-00の戻り待ちとします。損切りは149.60で撤退です。
上値は、147.80-90に軽い抵抗が148.10-20,148.60-70,148.90-00,149.50-60に強い抵抗が出来ており、全てをクリアし切れない可能性が高いと見ていますが、149.60超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクがやや後退、150.90-00の抵抗を上抜けて終えれば“ドル強気”の流れに戻します。この場合でも長期トレンドがまだ弱く、156円台に乗せて越週するまでは下値リスクを残します。下値は、147.00-10に強い抵抗がありますがこれを下抜けて終えた場合は、下値余地が若干拡がり易くなり、146.60-70,146.20-30,146.00-10,145.40-50にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。現状下での可能性が低いと見ていますが、144円を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが点灯、142円を割り込んで終えた場合は4月に付けた139.89が安値であったかどうかをトライする動きが強まり易くなります。

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