
総括
FX「米中首脳会談近い。関税交渉は28─29日」人民元見通し
(通貨10位、株価13位=上海、香港ハンセンは3位)
予想レンジ 人民元/円 20.2-20.7
(ポイント)
*米中関税交渉は28─29日@ストックホルム
*トランプ大統領、習主席と「近い将来」に会談か
*米ドル・人民元は固定相場と言ってもいいくらい
*好調 香港・上海株、日経も追い始める
*最優遇貸出金利据え置き
*米中の一時的関税合意は8月12日まで
*2Q・GDPは5.2%増に鈍化
*7月下旬の景気刺激策はあるか
*6月中国輸出5.8%増、輸入1.1%増
*NVIDAが中国で半導体販売再開
*物価の伸び悩みは続く
(米中関税交渉は28─29日@ストックホルム)
ベッセント財務長官は、米中が7月28-29日にストックホルムで協議を行うと明らかにした。8月12日を期限とする米中間の一部関税停止を延長する可能性について協議する。
財務長官は中国との貿易は「極めて良好」な状態にあると指摘。「中国との関係は建設的な新たな段階に入った。貿易が良好なレベルに落ち着いたことで、多くのことを成し遂げることができる」と述べた。
(トランプ大統領、習主席と「近い将来」に会談か)
トランプ米大統領は22日、中国の習近平国家主席から中国を訪問するよう招待を受けているとし、そう遠くない将来に習氏と会談する可能性が高いと述べた。
(米ドル・人民元は固定相場と言ってもいいくらい)
ドルが上れば元も上り、ドルが下がれば元も下がる。一つの為替政策批判の回避策か。
表は週間、月間、年間のドルと元の位置、ぴったりと離れない。
今年はドル安なので元も安い。

(好調 香港・上海株、日経も追い始めるか)
上海総合指数は年初来6.88%高、香港ハンセン指数は27.31%高、日経平均は、昨日3.51%高で漸く年初来プラス圏となり3.2%高。
昨日の中国市場は5営業日続伸。香港株は約4年ぶりの高値。米中貿易摩擦が緩和する
兆しに加え、日本株の急騰、中国政府による過当競争への対策や、チベットでの1兆元規模の水力発電ダム計画などが好感された。
(最優遇貸出金利据え置き)
人民銀行は21日、最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を予想通り据え置いた。1年物は3.0%、5年物は3.5%にそれぞれ維持した。
GDPなど景気の底堅さが示されたことを受け、追加刺激策の緊急性は事実上低下。ただ、根強い内需の弱さを踏まえると、年内に幾らかの金融緩和が妥当との見方が多い。
テクニカル分析(人民元/円)
ボリバン2σ上限から反落、中位は維持
日足、ボリバン2σ上限から反落。ボリバン中位は維持。7月1日-23日の上昇ラインがサポート。7月22日-23日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
週足、3週連続陽線後は反落中。6月30日週-7月7日週の上昇ラインがサポート。2月10日週-7月14日週の下降ラインが上値抵抗。5週線、20週線上向き。
月足、5月、6月は連続陽線。今月も陽線スタート。一時5月、6月の高値を上抜く。5-6月の上昇ラインがサポート。12月-1月の下降ラインが上値抵抗。5か月線、20か月線下向き。
年足、2024年までは5年連続陽線。2025年は陰線スタート。23年-24年の上昇ラインを下抜く。

チーファンラマ
言語道断、ラトニック長官が中国非難
ラトニック米商務長官は23日、同省の職員が中国からの出国を禁じられているのは「言語道断の対応だ」と中国当局を非難し、トランプ政権として問題解決に取り組んでいると述べた。職員は「帰宅したところを拘束され、パスポートを押収された」と、ラトニック長官は説明。 米政府の職員であることがビザ申請書で開示されていなかったことが、足止めの理由とされている。中国外務省の郭嘉昆報道官はこの米国人に関する質問を受け、「共有できる情報はない」と述べ、「中国は法律に基づいて出入国に対応している」と話した。
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