前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
5日、米新規失業保険申請件数が弱い結果となり、ドル円は142.780円まで下落するも、トランプ大統領と習近平・中国国家主席が電話会談を行ったとの中国サイドからの報道で、過度の米中の貿易戦争激化懸念が後退、リスクオンの円売りが進行し、ドル円は143.685円まで急騰した。
その後、25bpの利下げ決定後のラガルドECB総裁の理事会後の記者会見で「本日の利下げで金融緩和サイクルの終わりに近づいた」との発言でユーロが主要通貨に対して上昇し、相対的にドルが売られ、ドル円は142.898円まで下落した。しかし、トランプ米大統領の「習近平国家主席と会談し、両国にとって非常に前向きな結論に至った」との発言で、再びリスクオンとなり、ドル円は143.973円まで上昇した。
なお、米財務省は、第2次トランプ政権発足後初めてとなる半期ごとの外国為替政策報告書を公表。日本に関する記述では「国内の経済成長とインフレ動向などを踏まえて日銀の金融政策の引き締めは継続すべきで、対ドルでの円の弱さ是正と日米間貿易の構造的な再均衡の後押しとなる」との文言を追加した。
本日アジア時間、日経平均が底堅く推移し、リスクオンの円売りが進行、ドル円は143.976円まで上昇した。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
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ポジション増減
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