【ドル/円】上値余地を探る動き。
直近の日足は陽線で切り返して上値トライの可能性に繋げています。142円台の足元が固まりつつあるように見えますが、144.00超えに強い抵抗が控えており、これにぶつかる可能性にも注意が必要です。一方で、下値も4/22に付けた139.89と5/27の直近安値142.11を結ぶサポートラインが142.80-90に位置しており、短時間での下値抵抗として働く可能性があります。142円を割り込んで終えない限り、売りも慎重に臨む必要があります。
短期トレンドは“ニュートラルからドルやや弱気”の流れにありますが、144.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、147.00超えで終えれば短期トレンドが“ドル強気”に変化します。逆に141.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて140~141円台の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。
本日はNY市場(東京時間21時30分)で米雇用統計が発表されます。市場予想は失業率:4.2%、非農業部門雇用者数(NFP):+130千人です。
下値リスクを残した状態にあるので、ドル買いは様子見か142.80-90まで引き付けて。損切りは142.30で一旦撤退です。売りは1日様子見か145.00-10の吹き値があれば売り狙い。損切りは145.70で撤退です。
日足の上値抵抗は144.20-30,144.50-60,145.00-10,145.60-70に、下値抵抗は142.80-90,142.40-50,141.90-00にあります。
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