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米ドル円安値から1円近く戻すも方向性定まらず、『売り・買い』ミックス
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は後半失速。序盤には142.380円まで下落する場面があったものの、昨日のNY時間に流れた「米政府が中国製品の一部への関税適用停止措置を8月31日まで延長する可能性」とのニュースを手掛かりに、米中関係改善への期待が広がり、ドル円は143.276円まで上昇した。
日銀の植田総裁が「将来の利下げ余地を確保するために、無理に利上げすることはない」と発言したほか、本邦10年国債入札が好調だったことも、ドル/円の上昇を後押しした。
しかし、欧州勢が本格的に市場へ参入する時間帯になると、円買いが優勢となり、ドル/円は142.70円台まで下落した。
現状レベルの上側の143.100円、143.200円、143.300円に売りが観測されるほか、142.850円、143.000円、143.050円、143.200円、143.250円、143.300円にストップ買いが確認できる。一方、下側では142.300円、142.350円、142.400円、142.500円、142.600円に買いが見られる。
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