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ユーロ円今週の予想「下値リスクがやや高い状態。164円台で終えれば下値リスクが後退。」FXチャート分析 2025/5/26

【ユーロ円週間予想】下値リスクがやや高い状態。

 直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなり、上値を切り下げています。直近の陰線が下値トライに失敗した形となったことから、反発余地を探る動きが期待出来ますが、日足の形状が悪化しており、163.30-40の抵抗を実体ベースで上抜けて終えるまでは下値リスクがやや高い状態です。また、164円台に乗せて終えるまでは、上値余地も拡がり難いでしょう。逆に、160円を割り込んで終えた場合は、158~157円台にある中期的な下値抵抗の強さを確認する動きが強まり易くなります。日足の上値抵抗は162.50-60,163.00-10,163.30-40,163.90-00に、下値抵抗は、161.60-70,161.10-20,160.00±10銭にあります。21日移動平均線は163.06に位置しており、上値を抑え込んだ状態ですが、120日、200日線は161.35と161.46に位置しており、短期的な下値抵抗として働く可能性を示唆しています。

 直近の週足を見ると、実体が小さい陰線引けとなり続落して越週しました。単体では下げエネルギーの強いものではありませんが、この陰線が2月に付けた154.80を基点として下値を切り上げて来た流れから若干下抜けた位置で越週しており、下値リスクがやや高い状態です。現状は、昨年7月に付けた175.42を基点として上値を切り下げる流れから上抜けた位置をキープしており、調整下げの範囲内に収まっていますが、158.80~159.00の抵抗を下抜けて越週した場合は下値リスクが点灯、157.50以下で越週した場合は、中期トレンドが変化して150円方向への新たな下落リスクが生じます。逆に164円台に実体を戻して越週した場合は、“強気”の流れに戻して、上値余地が一段と拡がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は163.00-10,163.80-90,164.60-70に、下値抵抗は160.00-10,158.80~159.00,158.00-10,157.50-60にあります。31週、62週移動平均線は161.56と163.43に位置しており、これらに挟まれて小動きに終始していますが、164円台に乗せて越週すれば下値リスクが後退、逆に、157.50以下で越週した場合は新たな下落リスクが生じます。

 今週の戦略は、下値リスクがやや高いので、ユーロ買いは様子見か160.00-10まで引きつけて。損切りは159.50で撤退です。売りは162.70-80で戻り売り。損切りは163.60で撤退です。

 上値は、162.30-40に軽い抵抗が、162.70-80,162.90-00,163.30-40に強い抵抗がありますが、全てクリアして163.50超え終えれば下値リスクがやや後退、164.00-10,164.30-40,164.60-70の抵抗を全てクリアして終えるか、164円台に実体を乗せて越週した場合は、短期トレンドが“ユーロ強気”に変化して上値余地がさらに拡がり易くなります。一方下値は162.00-10,161.60-70,161.10-20,160.30-40,160.00-10に強い抵抗が散在しており、また、ユーロが対ドルで“強気”の流れを維持していることから、急落地合いにも繋がり難いと見ますが、159.50-60,159.00-10の抵抗も全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて157~158円台にある、中期的な下値抵抗をトライする動きが強まり易くなります。さらに157.50以下で越週した場合は新たな下落リスクが生じます。

© 2025 オフィスフレア/川合美智子
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