
今週は主要国との貿易交渉の進展具合が引き続き焦点となりそうだ。中国の動向が最大の注目点となるほか、カナダ、メキシコ、日本、EUなどとの貿易交渉での進展の有無がセンチメントに影響しそうだ。経済イベントでは、水曜日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目される。FOMCでは政策金利の据え置きが確実視されているが、年内の利下げ見通しを巡り、声明文やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が注目される。このほかの経済指標は4月ISM非製造業PMI、3月貿易収支、新規失業保険申請件数など。第1四半期決算はS&P500採用の約100銘柄が発表予定で、フォード、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、ウォルト・ディズニー、オキシデンタル・ペトロリアムなどの結果やガイダンスに酔注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは4月ISM非製造業PMIなど。企業決算は寄り前にオン・セミコンダクター、タイソン・フーズ、引け後にバーテックス・ファーマシューティカルズ、パランティア・テクノロジーズ、フォード・モーターなどが発表予定。(執筆:5月5日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ