【日経平均】底打ち、反転の動き。上下に振れる展開。
直近の日足は、前日足から下寄りのスタートとなり陰線引けとなりましたが、31700円台を維持して終えており、反発に転ずる可能性を残して終えています。また、トランプ政権による追加関税の90日間先送りの発表を受けて、海外株式指数が急騰しており、先物市場でも35,000円トライの動きが強まっています。この流れを受けて本日の東京市場では大幅に上昇してスタートすると見られますが、中期トレンドが“弱気”の流れに入っており、今後の上値トライでも36,000円台は大きな壁となりそうです。当面は34,000円～36,000円ゾーンを中心とするレンジ内で上下動を繰り返しつつ足元を固める展開が予想されます。また、34,000円台を維持して越週すれば来週も反発余地を探る動きが強まり易くなります。33,000円台の足元がまだ安定していないことから、上値トライに失敗した場合は32,500～33,000円近辺までの下値余地も見て置く必要があります。今後の下押し局面でもこれ以下はあれば買い場となりそうです。上値抵抗は34,900～35,000円、35,250～35,300円、35,500～35,600円、36,000～36,100円に、下値抵抗は34,300～34,400円、34,100～34,200円、33,350～33,400円、33,000～33,100円、32,500～32,600円にあります。
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