【S&P500】強い下値抵抗に注意。トレンドが弱く、反発余地も限られる展開。
直近の日足は前日足から大きく下寄りのスタートとなり、安値圏で引ける大陰線で終えています。単体では下値リスクの高いものであり、続落の可能性が高いものですが、5,390-00に日足、週足の下値抵抗があり、これをかろうじて守って終えています。これを守り切って終えれば小反発に転ずる可能性が生じます。一方で短期トレンドが非常に弱い状態にあることや、週初からの上値トライに失敗して反落した流れにあることから、週足の形状が悪化しており、戻り売りの流れは変わらない状態です。短期トレンドは5,620-30の抵抗を上抜けて終えない限り、変化しません。また5,860-70の抵抗を上抜けて終えるまでは下値リスクを残します。逆に、5,320-30の抵抗を下抜けて越週した場合は新たな下落リスクが生じて5,000～5,100台が視野に入って来ます。上値抵抗は5,450-60，5,490-00，5,540-50に、下値抵抗は5,390-00，5,340-50，5,320-30，5,290-00にあります。
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