前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
1日、4月2日のトランプ政権の相互関税の発表を控える中、安全資産と見られる米債に資金が流れ米長期金利の低下でドル売りが進行した。NY時間に発表された3月米ISM製造業景況指数や2月米JOLTS求人件数が市場予想を下回り、円買い・ドル売りが加速、ドル円は148.977円まで下落した。売り一巡後は、円ロングの解消の動きからドル円に買い戻しが入り、149.739円まで上昇した。
本日アジア時間は、ベッセント米財務長官が相互関税について、「各国は(米国に対する)関税を引き下げる措置を講じることができる」との発言で相互関税が一律でないとの思惑から過度な警戒心が緩み、ドル円は149.955円まで上昇した。尚、植田日銀総裁が衆院財務金融委員会で「(トランプ政権の関税政策)規模によって各国の貿易活動に大きな影響が及ぶ可能性」「長い目で見て不確実性が高い」等と発言したが、市場の反応は薄かった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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