読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円午前の為替予想、米インフレ高止まりが懸念される中で、PCEデフレーターに注目集まる  2025/3/28

午前の為替予想は… 米インフレ高止まりが懸念される中で、PCEデフレーターに注目集まる

作成日時 :2025年3月28日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

ドル円予想レンジ

150.000-152.000円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は続伸。日本時間早朝にトランプ米大統領が自動車関税に関する大統領令に署名し、これが世界的な貿易戦争につながるとの懸念からリスク回避の円買いとなる場面も見られた。ただ、関税政策が米国内のインフレ圧力を高めるとの観測から米長期金利が上昇したことを背景に一時3月3日以来となる151.15円前後までドル高が進み、終値ベースで約0.3%上昇した。
米国のインフレ高止まりが懸念される中、本日は米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するインフレデータである米2月個人消費物価指数(PCEデフレーター)が発表される。トランプ米政権の関税政策が本格化したのは3月4日以降であることから、市場は本日発表の2月分には影響しないと見ており、前月と同率の伸びを予想している(前年比+2.5%)。それだけに予想を上回った場合は波乱要因となり得るだろう。米長期金利の上昇を受けたドル買いと、景気鈍化を懸念したドル売りのどちらに傾いてもおかしくない。
ドル/円の上値は1月高値と3月安値の38.2%戻し(151.25円前後)や3月3日高値(151.30円前後)、200日移動平均線(151.65円前後)と、151円台前半から半ばにかけて複数のチャートポイントがある。これらのレジスタンスを上抜ければ日足一目均衡表・雲下限(152.35円前後)までの上昇も考えられる。一方で下値は、昨日安値(150.06円前後)や日足一目均衡表・転換線(149.66円前後)がサポートとして意識されそうだ。

今朝 最新のドル/円チャート

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

レポートの本編は「外為どっとコムレポート」でチェック

「外為どっとコムトゥデイ 」記事一覧

 
nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。