
ただ、買い一巡後は上値が伸び悩む展開があり得る。7日に発表される1月の米雇用統計の内容を見極めたいとのムードが次第に広がりそうだ。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数が市場予想を下回り、米景気の減速を示すと受け止められた。
5日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸した。市場がトランプ関税問題を織り込んだことや、エヌビディアの大幅上昇が指数を押し上げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は英金融大手のHSBC(00005)が香港終値を上回った半面、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)が下回って引けた。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ