
ドル円、155円台で推移…米中貿易摩擦懸念が強まる中、トランプ大統領の発言を警戒
欧米時間のドル/円予想レンジ:154.000-156.500円
東京市場のドル/円は、底堅い展開。序盤は前日NY市場の流れを引き継ぎ一時155.41円前後と約80銭ほど上昇しました。その後、トランプ米政権が中国に対する追加関税を発効したことで小緩む場面もありましたが、すぐに155円台へ切り返しています。
トランプ米政権は、カナダ・メキシコに対する関税賦課を1カ月延期することに合意しました。ただ、中国に対しては予定通り本日10%の追加関税を発効。それに対して、中国は米国へ新たな関税を2月10日に発効することを表明するなど米中貿易摩擦の懸念が強まっています。そうした中でトランプ大統領が今後の方針などを示すか注目されます。また、引き続き欧米株価動向がドル/円相場の変動を強める可能性があるため注視しましょう。
ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・80日移動平均線に挟まれた値動きが続いています。10日線を上抜けたとしても20日線が156.00円付近に位置しており上値抵抗として意識されそうです。154.00-156.00円程度のレンジを明確に抜けた方向に勢いが出る可能性があるため注目です。
ドル円 日足チャート

この後の経済イベント
2/4(火)
22:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
24:00 メキシコ1月PMI
24:00☆米12月JOLTS求人件数
24:00 米12月製造業新規受注
25:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演
28:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
30:45☆NZ10-12月期失業率
30:45☆NZ10-12月期就業者数増減
----- アルファベット10-12月期決算
2/5(水)
08:30 日本12月現金給与総額
10:45 中国1月財新サービス業PMI
※☆は特に注目の材料
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。

