
トランプ氏は1日、カナダ・メキシコからの輸入品全体に25%の追加関税、中国に10%の追加関税を課す大統領令に署名した。4日に発動する。カナダとメキシコは同日、報復措置を表明。中国商務省は2日、「断固反対する」との報道官談話を発表し、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を明らかにした。
休場前のハンセン指数は3日続伸し、終値ベースで昨年12月12日以来、約1カ月半ぶりの高値を連日で更新しただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。また、中国メディアの財新が寄り付き後に発表する1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が注目の材料となる。
1月31日のNY株式相場はダウ平均が反落。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、スマートフォン大手の小米集団(01810)が香港終値を上回った。一方、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ