
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
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今日のドル円 テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)
【現在のドル円相場の状況】
- 直近は156円〜158円のレンジ推移が続いていたが、今週ようやく上限の158円をブレイク
- 158円を下に抜けても下ヒゲを伸ばして反発する展開となり、158円付近がレジサポ逆転の状況
- 週足で見ても158円付近は過去に上ヒゲを伸ばす上値抵抗として意識されてきた重要な水準
- テクニカル的にも上昇気運が再び出てきている状況
【本日の米雇用統計(22時30分発表)の重要ポイント】
1. 非農業部門雇用者数
- 前回:22.7万人
- 予想:16万人程度
- 労働市場の強さを示す重要指標
2. 失業率
- 予想:4.2%(横ばい)
- 雇用市場の健全性を示す指標として注目
3. 平均時給
- 前月比:0.3%
- 前年比:4.0%(予想)
- インフレ圧力との関連で特に注目度が高い
- 賃金上昇は購買力と物価上昇圧力に直結
【インフレ動向と金融政策への影響】
- 米CPIは10月、11月と前年比の伸びが加速
- インフレ再加速への懸念が高まっている
- 現状のFRB利下げ観測
- 年内1回程度の利下げ見通し
- 7月までに利下げが完全に織り込まれている
- 6月にも1回の利下げ期待
- インフレ動向次第で見通しが変更される可能性
【今後の見通し】
チャートポイント:
- 下値目処
- 20日線が一致する156.80円
- さらに下げた場合は156円がサポートライン
- 上値目処
- 当面は158.50円の突破がポイント
- 突破後は159円を試す展開も
- 159.50円までは上昇の可能性
来週の注目イベント:
1. 1月14日
- 日銀副総裁講演(10時)
- 記者会見(14時以降)
- 1月会合での利上げ可能性に関する発言に注目
2. 1月15日
- 米CPI発表
- 12月総合指数予想:2.9%(前回2.7%)
- 3カ月連続での加速となるか注目
3. 1月16日
- 米12月小売売上高
- 新規失業保険申請件数
【総合的な結論】
1. 市場展望
- 本日の米雇用統計次第では来週160円を視野に入れた展開の可能性
- 1月20日のトランプ新政権開始に向けて、さらなるドル高の可能性も
- インフレ再加速の懸念が強まれば、FRBの利下げ観測に影響を与える可能性
2. リスク要因
- 159円台に入ると、日本政府の円安牽制発言の可能性
- 為替介入への警戒感
- 日本の三連休に伴う利益確定売り
3. 当面の注目ポイント
- 158円台での週足終値の位置
- 平均時給の動向とインフレへの影響
- 来週の重要イベントにおける市場反応
お知らせ
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『最新のドル/円相場を解説』
経済指標・イベントの結果について
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界で経験を積み、2017年10月に外為どっとコムへ入社。サポートセンター業務に従事した後、2022年2月より現職。テクニカル分析を中心に、為替相場・金融市場の調査・分析や個人FX投資家向けの情報発信を行っている。
テレビ東京「モーサテサタデー」にコメンテーターとして出演。ストックボイスTVでの解説をはじめ、各種メディアへの出演・コメント実績を持つ。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』ではドル円・ユーロ円の見通しを連載。

