
ウクライナがアメリカ製のミサイルでロシアを攻撃し、ロシアは核ドクトリンを改定し、核使用のハードルを引き下げた。一時核戦争に突入するリスクが意識されたが、その警戒は後退し、米国株は落ち着いた動きとなった。CME225先物はやや弱めのスタートを示唆しており、地政学リスクの高まりが日本株の上値を抑えると思われる。一方、エヌビディアの大幅高は本日発表予定の同社の決算に対する期待を高めることから、売り一辺倒とはなりづらい。強弱感が入り交じり、前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38200円-38600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ