東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は120ドル安の43268ドルで取引を終えた。ウクライナとロシアの地政学リスクの高まりを受けて安く始まり、ダウ平均は終日軟調に推移した。一方、エヌビディアが決算発表を前に4%超上昇しており、ナスダックやS&P500は早い時間にプラス転換し、以降はじり高基調が続いた。ドル円は足元154円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて145円安の38275円、ドル建てが120円安の38300円で取引を終えた。
ウクライナがアメリカ製のミサイルでロシアを攻撃し、ロシアは核ドクトリンを改定し、核使用のハードルを引き下げた。一時核戦争に突入するリスクが意識されたが、その警戒は後退し、米国株は落ち着いた動きとなった。CME225先物はやや弱めのスタートを示唆しており、地政学リスクの高まりが日本株の上値を抑えると思われる。一方、エヌビディアの大幅高は本日発表予定の同社の決算に対する期待を高めることから、売り一辺倒とはなりづらい。強弱感が入り交じり、前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38200円-38600円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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