東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。ダウ平均は47ドル高の43958ドルで取引を終えた。注目の10月消費者物価指数(CPI)は、市場予想並みの結果となった。3指数とも前日終値近辺からスタートし、中盤に強含んだものの、終盤に失速。ナスダックはプラスを維持できなかった。ドル円は足元155円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて320円高の38970円、ドル建てが355円高の39005円で取引を終えた。
米国株は小動きであったが、10月CPIを波乱なく消化できたことは安心材料。米債券市場では、10年債利回りは小幅に上昇したものの、2年債利回りは低下した。ドル円は円安に振れている。日経平均はきのう654円安(38721円)と大きく下落しており、米国株の落ち着きや円安進行を手がかりに、買い戻しが優勢になると予想する。ただ、米国株がそこまで強くはなかったことから、上値追いには慎重になると思われる。CME225先物に寄せて高く始まった後は、模様眺めムードの強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは38600円-39100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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