
もっとも、ハンセン指数は前日に3営業日続落し、9月25日以来およそ1カ月半ぶりの安値圏にあるだけに、自律反発を見込む買いが相場を支える展開があり得る。決算などの個別材料を手掛かりとする物色も引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄のテンセント(00700)が2024年7-9月期決算、阿里健康(00241)が24年9月中間決算を発表する。
12日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合は6営業日ぶりに反落した。テスラや小型株などトランプ・ラリーで大きく上昇した銘柄を中心に利益確定売りが強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は総じて下落。ネット株のテンセント、アリババ集団(09988)、美団(03690)、JDドットコム(09618)、電気自動車の理想汽車(02015)がそろって香港終値を下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ