
今晩はアマゾンやインテルの上昇が見込まれ、前日に大きく下落したハイテク株を中心に堅調か。経済指標では寄り前に10月雇用統計が発表され、景気動向や利下げ見通しを巡り非農業部門雇用者数(NFP)、失業率、平均賃金などが注目される。NFPはハリケーンやボーイングのストライキの影響で前回の25.4万人増から11.3万人増へと大きく減少が見込まれ、失業率は前回から横ばいの4.1%が見込まれている。雇用統計がおおむね良好となれば、米国経済のソフトランディング期待が相場の支援となりそうだ。
今晩の経済指標・イベントは10月雇用統計のほか、10月ISM製造業購買担当者景気指数 (PMI)、9月建設支出、10月S&Pグローバル製造業PMI確定値など。企業決算は寄り前にサイモン・プロパティー、シェブロン、エクソン・モービルなどが発表予定。(執筆:11月1日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ