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ドル円、円安進行はまだつづく?米CPIが市場の方向性を決める重要な材料となる可能性 2024/10/10 今井雅人氏

 

ドル円は147円台から149円台で推移:次のトレンドの形成を待つことが賢明【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日:2024/10/10

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

目次

0:00 今回のダイジェスト
0:44 石破政権の誕生と政策転換
1:55 米雇用統計の予想外の好結果:市場への影響
2:51 今後の注目点
3:25 メキシコペソ円の動向
3:46 トレード戦略の考察
4:20 【PR】「外為どっとカレー」プレゼントキャンペーン
4:41 【PR】口座開設特別キャンペーン

動画要約・まとめ

石破政権の誕生と政策転換

当初の懸念材料

 ・金融正常化(利上げ)の示唆
 ・大企業への増税案
 ・金融所得課税強化の可能性

政策スタンスの変化

 ・利上げ環境にないとの発言
 ・増税案や金融所得課税強化の棚上げ可能性

米雇用統計の予想外の好結果:市場への影響

 ・非農業部門就業者数の予想超え
 ・失業率の改善
 ・平均時給の上昇

為替市場の動向

 ・ドル円の147円台から149円台での推移
 ・円買いポジションの増加(IMMデータ)

金融政策の見通し

 ・FOMCの利下げペース鈍化の可能性
 ・11月と12月に各0.25%の利下げ予想

今後の注目点

短期的な注目材料

 ・明日のアメリカCPI発表

日本の金融政策

 ・年内の利上げ可能性の低下

メキシコペソ円の動向

 ・予想を上回る円安方向への動き
 ・想定レンジの上方突破

トレード戦略の考察

 ・大きなリスクを取らない姿勢
 ・次のトレンドを待つ段階
 ・新たな材料の出現を注視

結論

石破政権の誕生と米雇用統計の好結果を受け、為替市場は新たな均衡点を探っている状況です。ドル円は147円台から149円台で推移し、市場参加者は次の大きな材料を待っている状態です。日本の金融政策に関しては、年内の利上げ可能性が低下しており、当面は米国の経済指標や金融政策の動向が主な焦点となりそうです。

トレーダーにとっては、大きなリスクを取らず、次のトレンドの形成を待つことが賢明な戦略となるでしょう。特に明日のアメリカCPI発表は、市場の方向性を決める重要な材料となる可能性があります。

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株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
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