【ドル/円】下値抵抗を守った状態。上値抵抗にも注意。
直近の日足は、前日足から大きく上寄りのスタートとなり、実体の小さい陽線引けとなりました。この足の下ヒゲが長く下値トライに失敗した形となっており、調整下げが終了した可能性が生じています。一方で、前日の大陰線の影響を受けた状態にあることや、144.00-10超えに強い上値抵抗が控えており、145円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。一方で下値も、142.00-10以下に強い下値抵抗が出来ており、141.50以下で終えない限り、下値余地も拡がり難くなっています。短期トレンドは144.00-10の抵抗を上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に戻しますが、144.60-70,145.20-30の抵抗を全てクリアして145円台に乗せて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。
下値リスクを残した状態にあるのでドル買いは142.10-20まで引きつけて、損切りは141.40で撤退です。ドル売りは143.80-90で戻り売り。損切りは144.20で浅めに撤退です。
日足の上値抵抗は144.00-10,144.60-70,145.20-30に、下値抵抗は142.90-00,142.10-20,141.70-80にあります。
© 2024 フレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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