
今晩の取引ではマイクロン・テクノロジーの大幅高が見込まれ、ハイテク株を中心に堅調な展開か。今週は年内の利下げ見通しを巡り、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する金曜日の8月個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まるが、ソフトランディングの可能性を巡り、景気動向にも注目が高まっており、寄り前に発表される8月耐久財受注、4-6月期GDP確報値、新規失業保険申請件数が焦点となりそうだ。また、パウエルFRB議長をはじめ、金融当局者の講演なども多数予定されており、要人発言にも要注目か。
今晩の経済指標・イベントは8月耐久財受注、4-6月期GDP 確報値、新規失業保険申請件数など。要人発言はパウエルFRB議長のほか、バーFRB副議長、クーグラーFRB理事、ボウマンFRB理事、クックFRB理事、コリンズ米ボストン連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁など。企業決算は寄り前にカーマックス、アクセンチュア、引け後にコストコ・ホールセールなどが発表予定。(執筆:9月26日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ