20日の香港市場は続伸か。前日の米株式相場が大幅に続伸した流れを引き継ぐと予想する。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げを決めたことで投資家はリスクオン姿勢を強めており、香港市場でもハイテク・グロース株に買いが入りそうだ。
中国政府が景気下支えのために打ち出す政策への期待も続くだろう。中国人民銀行(中央銀行)はきょう午前、事実上の政策金利とされる最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)を発表する予定。
19日のNY株式相場はダウ平均が3日ぶりに大幅反発し、終値で初めて4万2000米ドルを上回った。新規失業保険申請件数が予想を下回る強い結果となり、継続的な利下げも下で米経済がソフトランディングに向かうとの期待が広がった。ハイテク株主体のナスダック総合も大幅に反発した。
同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、大型ネット株のアリババ集団(09988)とテンセント(00700)が香港終値を上回った半面、中国本土系銀行株の中国建設銀行(00939)、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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