前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
11日、注目された8月米CPIは前年比が+2.5%と市場予想の+2.6%を若干下回った一方、コア指数が前月比で+0.3%と市場予想の+0.2%をわずかに上回った。またFRBが注目しているスーパーコアは2カ月連続で加速した。この結果を受けて、米利下げ織り込みの剥落から、米2年債利回り、米10年債利回りの上昇とともに、ドル円は142.536円まで上昇した。買い一巡後は、米大統領選のTV討論会でハリス氏有利との観測が広がり、同氏のマニュフェストの法人税率引き上げが意識されてか、NYダウや日経平均先物が急落、リスクオフの円買いが進行、ドル円は141.246円まで下落した。その後は、株価が持ち直したため、ドル円も142.40円レベルまで戻した。
本日アジア時間は、日経平均の大幅上昇を受けて、リスクオンの円売りが進行、ドル円は142.947円まで上昇した。その後、岡山県金融経済懇談会において、田村日銀審議委員が挨拶で「見通し期間後半に少なくとも1%程度までの利上げが必要」、「市場動向に十分配慮しつつ、適時かつ段階的に利上げが必要」と発言し、日銀の追加利上げ観測から円が買われ、ドル円は142.260円まで下落した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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