動画で今週のドル円関連重要イベントを解説
解説内容の主なポイント 要約・まとめ
1. ドル円相場の現状:
- 141円台後半から144円付近のレンジ内で推移
- 移動平均線は下向きで弱気のパーフェクトオーダー状態
- RSIは30ライン付近から反発、下げ渋りの兆候
2. 先週の雇用統計の影響:
- 結果が混在しており、FOMCでの利下げ観測に変化
- 現在の予想:「0.25%利下げ」が75%、「0.5%利下げ」が25%
3. 今週の注目イベント:
- 9月11日:8月消費者物価指数(CPI)が最重要
- 9月12日:生産者物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数
- 9月13日:ミシガン大学消費者信頼感指数
4. CPIの重要性:
- インフレの実態を見極める上で重要
- 予想と大きく異なる結果の場合、相場が強く反応する可能性
5. 市場の焦点:
- 9月17日からのFOMCでの利下げ幅
- インフレ指標よりも雇用データに注目が移っているが、CPIも依然として重要
6. ドル円相場の展望:
- 142円から144円のレンジ内での推移が続くか
- レンジをブレイクして新たな動きが出るか注目
結論として、今週のドル円相場は主に米国のインフレ指標と雇用データに影響を受ける可能性が高く、特に11日のCPI発表が最重要イベントとなります。これらの経済指標を注視し、FOMCでの利下げ幅に関する市場予想の変化に注目する必要があります。
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宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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