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米利下げペース拡大巡る思惑修正でドル小幅高、本気の売買は先
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は緩やかに戻りを試した。先週末の米雇用指標を受けた米国の景気減速懸念から、ドル/円は141.94円レベルまで売られる場面はあった。しかし、米雇用指標に対する評価はまちまちで9月利下げ幅が0.5%へ広がる決定打にならなかったとの思いから、調整的な買い戻しが入り、ドル/円は143.358円まで上昇した。
現状のレベルの上側では、143.400円、143.500円にストップ買いが確認できる。一方、下側の142.700円、142.800円、143.000円に買いが観測されるほか、143.050円にストップ売りが確認できる。上下近いレベルのオーダーは少なめで、個人投資家も本腰を入れて売買を検討していない模様。
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