
エヌビディアの大幅安に関しては、東京市場では先んじて織り込んでいる。米国株はエヌビディアは大幅安になったものの、他の半導体株に売りが波及するといったことはなかった。米GDP改定値が強かったことから、ドル円はやや円安(ドル高)に振れている。これらの点は下支え要因として期待できる。一方、米3指数はそろって終盤にかけて値を消しており、ナスダックも中盤まではプラスで推移していたところから下げに転じた。引け味の悪さは気になるところで、日本株は強弱感が交錯しそう。週末でもあり積極的な売買は限られ、現状近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ