動画で見通しを解説
S&P500:最新の見通し
今週の市場動向
S&P500は今週、上昇再開の可能性が出てきました。主な動きと分析は以下の通りです:
1. 週足チャート分析:
- 移動平均線(13、26、52週線)はすべて上向きで、強気のパーフェクトオーダー状態を維持。
- 26週線がサポートラインとして機能している様子。
- 下ひげの長い陽線を形成中で、底打ちの可能性から反発の兆しが見られる。
2. 日足チャート分析:
- 今週は激しい値動きが見られた。
- 米国の景気減速懸念から株式が売られたが、その後下げ止まり。
- 新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことで、景気減速懸念が和らぎ、株価が買い戻された。
- 現状ではレンジ上限付近で推移している。
3. 今後の見通し:
- レンジ上限を明確に突破すれば、反発力が強まる可能性がある。
- 目先のターゲットは5500ポイント。
4. 注目ポイント:
- 今日(8月9日)の終値が重要。下ひげの長い陽線が形成されれば、底打ちと反発力の強まりが確認できる。
- 来週も陽線が形成されれば、上昇トレンドが強まる可能性がある。
来週の注目イベント
1. 8月13日(火):米7月生産者物価指数
2. 8月14日(水):米7月消費者物価指数
3. 8月15日(木):
- 米7月小売売上高
- 新規失業保険申請件数
- 鉱工業生産
4. 8月18日(金):ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)、インフレ期待
特に注目すべきポイント:
- 8月15日の米7月小売売上高:
この指標が良好な結果を示せば、「経済はまだ強い」という見方から株価が一気に上昇する可能性がある。
- インフレ関連指標:
これらの指標はFRBの利下げ観測に影響を与え、それが株価にも影響する可能性がある。
テクニカル分析の見通し:
- 週足チャートで下ヒゲの長い陽線が形成されるかどうかに注目。
- レンジ上限を突破できれば、5500ポイントをターゲットとした動きになる可能性がある。
来週は重要な経済指標の発表が続くため、S&P500は大きな値動きを見せる可能性があります。これらの指標の結果次第で、市場の方向性が決まる可能性が高いため、注意深く観察する必要があります。
S&P500 チャート分析①(日足)
S&P500 チャート分析②(4時間足)
最新のS&P500チャートはコチラ
米国SP500 株価指数・商品CFDチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
FX脱初心者を目指すすべての方に向けた配信を平日の月曜日から木曜日、21時から行っています
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
外為どっとコム「CFDネクスト」の魅力
外為どっとコムのCFDサービス「CFDネクスト」は、ひとつの口座で世界の株価指数や金・原油、米国株などのさまざまな商品に投資ができます。
取引手数料が無料
取引手数料が無料なので少ない保証金で取引を開始できます。
さらに銘柄によっては最大20倍のレバレッジがかけられるため、少ない保証金で効率よくお取引ができます。
ロスカット手数料は別途発生します。詳しくはこちら
「売り」から入ることもできる
「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来るため、相場が下落して価格が下がった際にも利益を出すことができます。
「円」で取引できる
世界の様々な商品も、FXと同様に「日本円」のまま取引することができます。
お知らせ、キャンペーン
CFD(CFDネクスト)について|はじめてのCFDなら外為どっとコム
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。