
先物の方が大きく崩れており、CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて1105円安の36845円、ドル建てが1055円安の36895円で取引を終えている。スタートから4桁安もあるかという状況。ここまでの大幅ギャップダウンスタートとなれば、寄った後の下値は限られそうではある。ただ、本日は米国で雇用統計の発表があり、この結果が弱ければさらにドル安・円高が進むリスクがある。米国株も弱い経済指標を確認して大きく売られており、相場の変調も警戒される中では押し目買いは手控えられるだろう。大きく水準を切り下げて始まり、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは36600円-37500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ