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ユーロ/円 戻り高値を越えてきた。強い・・・


今週の注目通貨ペアはこれだ!


■  ユーロ/円 戻り高値を越えてきた。強い・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。月曜日の陽線で5月12日の陰線を完全にカバーしてしまったことから上昇トレンドへの転換が強く示唆されましたが、案の定、週末にかけて非常にしっかりとした動きが見られ、金曜日にはいよいよ140円台に定着する形となりました。ほとんど調整らしい調整を伴わずに上昇してきていて、買い持ちでしっかり付いて来ているトレーダーは少ないのではないでしょうか。
移動平均線は、3本とも上昇しました。ドル円と異なり、中期の移動平均線も上昇を演じている点が特徴的となっています。また、3本の移動平均線の上側に実体線が位置していて、その実体線も終値ベースで戻り高値を更新してきていますので、強いと言わざるを得ないと思います。MACDもゴールデンクロスを形成、上伸を見せていますね。
今週は、買い先行で臨みたいところです。誰がどう見ても高値圏での推移となっていて本当は買いたくないのですが、チャート的に売りを示すものは乏しく、唯一、MACDがダイバージェンスを形成している点が懸念材料といったところでしょうか。ただ、これだけ買いにくいチャートになると逆に新規の売りが入って来やすい状況となり、買い戻し圧力という点では計り知れないものがあるでしょう。大きな下落は望み薄、底打ちして戻るところをしっかり拾いたいイメージです。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 素直に買い先行スタンスでよいと思う・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。火曜日の陽線で実体線が中期の移動平均線にチャレンジ、それほど大きな足形ではありませんでしたが、こういう意外感を伴った足形の出現はその後トレンドに発展するケースが多いと思います。やはりと言いますか、水曜日・金曜日と陽線が出現して上値追いの動きを見せ、実体線は4月28日の陽線に迫る勢いとなっています。
今週は、買い先行で望まざるを得ないような気がします。チャート的には5月9日の高値が射程圏内に入ってきていますし、今回の上昇トレンドが先週火曜日から始まったと考えると、まだ相場は「若い」という判断が可能かもしれません。唯一、実体線が高く引けるとMACDが強烈なダイバージェンシーを形成することになりますので、この点だけは少し注意が必要と考えてよいと思います。

■ ポンド/円 ジリ高基調が続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。チャートの形状は概ねユーロ円と同様ですが、月曜日の陽線で5月18日の陰線を回復できていない点、また、戻すには戻しましたが4月20日の高値に遠く及ばない点がユーロ円と大きく異なります。これだけユーロ円から大きく乖離してしまうと出遅れ感は明確で、ポンド円を買うインセンティブに欠けると思います。
今週は、買い先行で臨まざるを得ないと思います。チャート的に売りを示すものはほとんどなく、4月中旬の取引価格帯も戻り売り圧力としてそれほど大きくない可能性が高そうですし、新規の売りが逆に買い戻しのエネルギーになることも予想されます。通貨ペアの選択という観点で言えばユーロ円に軍配が上がりますが、当面、ポンド円は恐らく、ユーロ円と似たような値動きを見せるのではないでしょうか。

■ オージー/円 下値を叩くのは無理があるか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。月曜日の陽線で5月中旬以降の揉み合いゾーンを上抜けしたことから、その後は素直に上昇基調へ転じてきています。火曜日以降も陽線の連続出現で上伸、ただ、力強いのは力強いのですが、金曜日のように高値圏で上値の重い展開を見せつけられると、やや「買いにくい」かなという印象を持ってしまいますね。
今週は、売り買いの判断で言えば買い先行で臨まざるを得ないところでしょう。4月20日の戻り高値までの距離は1円40銭以上残っていて、上伸場面ではやや足踏み状態になる可能性が高そうですが、それでも先週の動きを見るにつけ、大きな下落を期待するのは無理があるところ。オージー円に的を絞ったユニークな動きが見られるようであれば、思い切ってオージー円でリスクテイクするのも一考かもしれません。

■ ユーロ/ドル スタンスを幅広に構えて・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅はそれほど大きくはありませんが、水曜日の陰線で下向き、木曜日の陽線で上向きと、右往左往した様子がチャート上にも残されています。何せ実体線が中期・長期の移動平均線に挟まれて動きにくい局面ですので、トレンドフォロー戦略もあまりワークしにくいということなのかもしれませんね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週の動きを見る限り、週初の上伸に対しても週央の下落に対しても、それぞれ抵抗感を持っている様子がチャートから見てとれますし、売り買いともに決め手に欠けるというのが正直なところでしょうか。ただ、先週の週央の下落を跳ね返したパワーとMACDの上伸を考えると、先週の高値越え局面があれば、短期的に買いスタンスを取ってみてもよいかもしれませんね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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