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日銀の市場介入について
市場介入とは
外国為替市場において、通貨価値の安定や市場の乱高下の防止を狙って財務省の指示により日本銀行が直接参加して市場操作し、外為市場の相場に影響を与えます。
日本銀行は銀行の為替担当者や海外の中央銀行と密接に連絡をとり、為替相場動向を把握・分析してその情報を財務省に報告し、その情報をもとに財務省が為替介入の判断を行ないます。
市場介入の目的
- ファンダメンタルズに合った為替市場の形成(実体経済へ悪影響を与えないため)
- 政府の金融政策(円高政策・円安政策)の達成のため
- 過度の円高・円安や相場の乱高下の防止(輸出入企業への配慮)
介入の種類
- 単独介入
政府・日銀が東京市場において独自の判断で介入を行なうこと。 - 委託介入
「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」の時間帯に介入の必要性が生じた場合、 海外の通貨当局 に対して介入の実施を委託すること。 - 協調介入
各国の通貨当局の示し合わせや協議の上、同時もしくは断続的に各国の中央銀行がマーケットに介入すること。