G.COMデイリーレポート

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外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

7月12日(木) 米ドル/円

【通貨ペア】
米ドル/円

【今日のトピック】
謎上げの背景と持続性

【基調】
上値余地拡大

【目先の注目材料】
・7/12 米6月消費者物価指数
・米長期金利、主要国株価

【本文】
ドル/円は、多くの市場参加者の意表を突く形で112円台に上伸した。昨日、米国が2000億ドル相当に上る中国製品の追加関税リストを公表し、米中貿易戦争の激化懸念が高まったにもかかわらず、大きくドル高・円安に振れる事になった。世界的に株価が下落する中でのドル/円の「謎の上昇」について、その背景を探ってみたい。

まずは、1)米6月生産者物価指数が予想以上の伸びを記録、2)原油や金が下落、3)2)にともなう資源国通貨の下落や人民元等新興国通貨の下落、などのファンダメンタルズ要因が挙げられている。

また、4)リスク回避は円買いよりもドル買い、5)貿易戦争の勝者は米国、など市場の思惑・観測によって押し上げられた面もありそうだ。

さらには、6)5月高値111.40円前後を上抜けた事で上昇に弾みが付いた、7)海外投機筋がドル売りポジションの巻き戻しを迫られた、などとするテクニカル要因や需給要因を挙げる声もある。

どれを取っても一長一短ありそうで決め手には乏しいが、これら全てが合わさった複合的な要因によるドル高・円安なら、納得できない事もない。仮に複合要因でドル/円が上昇したとすれば、個々の要因が一斉に無効化する事は考えにくいため、当面は値を保ちつつ上値を窺う展開となるだろう。


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