G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。

6月14日(木) ユーロ/円

【通貨ペア】
ユーロ/円

【今日のトピック】
ECBの判断が注目される6月理事会

【基調】
乱高下

【目先の注目材料】
・6/14 ECB理事会、ドラギECB総裁会見
・米長期金利、独長期金利

【本文】
先週6日に、プラート欧州中銀(ECB)専務理事が、「資産買入れの段階的な縮小が正当化されるかどうか、来週の理事会で検証する必要がある」と発言したのを皮切りに、バイトマン独連銀総裁が「年末までの資産買入れ終了という市場の期待は妥当」、クノット蘭中銀総裁も「まもなく資産買入れの終了を宣言することは合理的」と発言した。イタリアやスペインの政局不安が持ち上がった事でECBの(量的緩和からの)出口戦略に遅れが生じるとの見方が広がっていただけに、これらの発言は(ハト派のプラート理事の発言は特に)、市場に意外感を持って受け止められた。

ECBが現在行っている現行の資産買入れプログラムは9月末で期限が到来するが、これを一部減額した上で年末まで延長するとの見方が一般的となっており、本日の理事会で資産買い入れの「年内終了宣言」が行われるかどうかに注目が集まっている。ただ、市場の見方は分かれており、本日の会合では決定を下さず7月に先送りするとの見方も根強い。したがって、「終了宣言」があればユーロ高、なければユーロ安という初期反応が見込まれるが、ドラギ総裁の会見内容によっては、その動きが急反転する可能性もある。ここ1週間という短期間で出口期待を醸成してきただけに市場が織り込みきれていない面も多く、本日の欧州市場は荒れ模様となる公算が大きい。ユーロは、気が抜けない相場展開となりそうだ。


最新のレポートを見る

バックナンバー(2018年6月)


●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

FXブログ