- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 12月4日(月)豪ドル/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
12月4日(月) 豪ドル/円
【通貨ペア】
豪ドル/円
【今日のトピック】
豪与党、過半数を回復
【基調】
戻り試し
【目先の注目材料】
12/5 豪10月小売売上高、RBA政策金利発表
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
前週末2日に豪州で行われた下院補欠選挙の結果、二重国籍問題で失職していた国民党のジョイス元副首相が圧勝した。これにより与党保守連合は過半数の議席を回復。支持率の低下とともに早期辞任を求める声すら上がっていたターンブル豪首相は、この補欠選後に「19年の総選挙まで与党連合を率い、勝利すると強く確信している」と事実上の続投宣言を行った。16日には別の地区で補欠選挙が行われるため、ジョイス氏の復職だけで、豪州の政治リスクが後退したとは言い切れないが、ターンブル政権は崩壊の危機をひとまず脱したと言えるだろう。
こうした中、明日には豪10月小売売上高が発表されるとともに、豪中銀(RBA)が政策金利をアナウンスする。小売売上高は前月比+0.3%が見込まれており、4カ月ぶりに増加に転じる見通しだ。RBAは、政策金利を1.50%に据え置くと見られ、声明でも中立的な政策スタンスを維持する公算が大きい。豪小売売上高が予想どおりに増加し、RBAが前回の声明でも示した「経済成長の加速につれてインフレが徐々に上昇していく」との見通しを維持すれば、豪ドル/円は戻りを試す展開となりそうだ。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2017年12月)
- 2017年のクローズに向けて【米ドル/円】 2017年12月29日
- レンジ上抜けで上昇トレンド再開か【ユーロ/円】 2017年12月28日
- 利上げ期待と原油高で抵抗突破なるか【カナダドル/円】 2017年12月27日
- 上昇トレンド継続は週足がカギ【NZドル/円】 2017年12月26日
- 利上げ期待が急浮上【カナダドル/円】 2017年12月22日
- 雲上抜けで地合い改善の見通し【米ドル/円】 2017年12月21日
- ユーロ圏「政治の安定」は?【ユーロ/円】 2017年12月20日
- 抵抗突破なるか【豪ドル/円】 2017年12月19日
- 上ヒゲ陽線の呪縛を解けるか【豪ドル/円】 2017年12月18日
- 明日から南ア与党・アフリカ民族会議(ANC)党大会【南アランド/円】 2017年12月15日
- 高まる利上げ期待、トルコ中銀声明に関心集中【トルコリラ/円】 2017年12月14日
- FOMCは「インフレ」がカギ【米ドル/円】 2017年12月13日
- 抵抗突破で反発局面入りか【NZドル/円】 2017年12月12日
- 「8.40円前後の壁」突破なるか【南アランド/円】 2017年12月11日
- いつもの雇用統計以上に平均時給への注目度が高い【米ドル/円】 2017年12月8日
- 自律反発に持ち込めるか【トルコリラ/円】 2017年12月7日
- 中途半端な利上げ織り込み度合い【カナダドル/円】 2017年12月6日
- 自立反発に持ち込めるか【NZドル/円】 2017年12月5日
- 豪与党、過半数を回復【豪ドル/円】 2017年12月4日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。