- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 11月15日(水)米ドル/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
11月15日(水) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
レンジ下抜けに要注意
【基調】
下値警戒
【目先の注目材料】
・11/15 米10月消費者物価指数、米10月小売売上高
・米長期金利、主要国株価
【本文】
本日は、米10月消費者物価指数と米10月小売売上高の発表が予定されている。米国のインフレと個人消費に関する重要統計が同時に発表されるとあって市場の関心は高い。市場予想は消費者物価指数が前月比+0.1%、前年比+2.0%、コア前年比+1.7%であり、小売売上高が前月比±0.0%、除自動車前月比+0.2%となっている。いずれも、前月(9月分)がハリケーンの影響から強めの数字が出ていただけに、今回はその反動(による鈍化)が見込まれているようだ。
ドル/円が直近のレンジ下限に接近するなど、足元の流れはドル売りに傾きつつある。こうした中、市場はドル売り材料に敏感な反応を見せる可能性がある。中でも消費者物価指数の鈍化は来年の利上げペース減速の思惑を呼びやすいため要注意だろう。
仮にドル/円が113円台を割り込む事になれば、週足一目均衡表の転換線(執筆時112.865円)が下値メドとなるが、ここで下げ止まらなければ、同じ週足一目均衡表の雲上限(同112.323円)まで下値余地が拡大する事になるだろう。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2017年11月)
- ダブルボトム【ポンド/円】 2017年11月30日
- 下値支持が早くも上値抵抗に変化【米ドル/円】 2017年11月28日
- 近くて遠い1.20ドル【ユーロ/米ドル】 2017年11月27日
- 審判の日【南アランド/円】 2017年11月24日
- FOMC議事録【米ドル/円】 2017年11月22日
- 過去最安値を更新【トルコリラ/円】 2017年11月21日
- ドイツの政局不安【ユーロ/円】 2017年11月20日
- インフレ鈍化に要警戒【カナダドル/円】 2017年11月17日
- バンド押し下げで下押し再開か【メキシコ/円】 2017年11月16日
- レンジ下抜けに要注意【米ドル/円】 2017年11月15日
- 20日線割れで下押し余地【ポンド/円】 2017年11月14日
- チャート・材料共に下向き【南アランド/円】 2017年11月13日
- RBAがインフレ見通しを下方修正【豪ドル/円】 2017年11月10日
- 中銀声明に注目【メキシコ/円】 2017年11月09日
- NZドルは半年ぶり安値圏、RBNZの通貨安誘導は?【NZドル/米ドル】 2017年11月08日
- レンジ下抜けへの備え【ユーロ/円】 2017年11月07日
- 明日はRBA政策金利発表【豪ドル/円】 2017年11月06日
- BOE10年ぶり利上げへ【ポンド/円】 2017年11月02日
- 米ADP全国雇用者数、米ISM製造業景況指数に期待感【米ドル/円】 2017年11月01日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。