- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 6月14日(火)米ドル/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月14日(火) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
利上げに向けた試金石
【基調】
上値重い
【目先の注目材料】
・6/14 米5月小売売上高
・主要国株価、国際商品価格、米長期金利
【本文】
ドル/円は、年初来安値(105.549円)にじりじりと接近しているが、節目の105.00円に向けて下向きの流れが一気に加速する様子でもないようだ。今日から明日にかけて行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げに対する今後の方針を確認したいとの市場の思いが底流にあるものと思われる。
そこで、重要になるのは本日発表される米5月小売売上高だろう。5月雇用統計に続いて小売売上高も減速する事になれば、わずかに残る7月利上げ期待が萎む可能性が高く、ドル/円が年初来安値を更新して105円割れを試すきっかけとなる事も考えられる。ただし、米5月小売売上高が予想を上回る伸びを示せば、英国のEU残留という条件付きながらFOMCによる7月利上げの可能性が捨てきれなくなる。ドル/円が大きく上値を伸ばすのは難しいとしても105円台での底打ち感を演出する事は可能だろう。
英国のEU離脱懸念が拭えない中ではあるが、米7月利上げの試金石として米5月小売売上高の結果に注目しておきたい。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2016年6月)
- 中銀声明に注目【メキシコ/円】 2017年11月9日
- NZドルは半年ぶり安値圏、RBNZの通貨安誘導は?【NZドル/米ドル】 2017年11月8日
- レンジ下抜けへの備え【ユーロ/円】 2017年11月7日
- 明日はRBA政策金利発表【豪ドル/円】 2017年11月6日
- BOE10年ぶり利上げへ【ポンド/円】 2017年11月2日
- 米ADP全国雇用者数、米ISM製造業景況指数に期待感【米ドル/円】 2017年11月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。