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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月13日(金) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
市場間で分かれる解釈
【基調】
波乱含み
【目先の注目材料】
・5/13 米4月小売売上高、米4月生産者物価指数、米5月ミシガン大消費者信頼感指数・速報
・米長期金利
【本文】
昨日は米FRBの中でハト派と目されるボストン連銀のローゼングレン総裁(今年のFOMCでの投票権あり)が早期利上げに前向きな発言をするも、ドル/円相場の反応は限定的。一方で米長期金利はこの発言を受けて上昇しており、市場間で異なる反応が見られた。
本日、米国で複数の経済指標の発表が予定されているが、その中で最も注目度の高いのは米4月小売売上高である。個人消費は米GDPの7割を占めており、その動向を読む上で小売が注目される。事前予想は、前月の反動や、原油価格の上昇などにより、前月比+0.8%と昨年5月以来の高い伸びが見込まれている。予想を上回る伸びが示されれば、米早期利上げ期待が高まってドルが再び買われる公算が大きい。ドル/円は今月に入り抵抗となっている109.30-40円レベルを突破すると、週足の一目均衡表の転換線(109.835円)が次の目処となるだろう。
ただし、予想を下回る伸びに留まると金利市場での楽観的ムードが修正され、米長期金利の低下と共にドル売りが優勢となる事も考えられる。結果に注目したい。
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