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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
10月7日(水) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
不発の日銀総裁会見を欧米勢はどう受け止める?
【基調】
もみ合い
【目先の注目材料】
・米国債利回り、主要国株価
【本文】
日銀は大方の予想通り、金融政策の据え置きを発表した。注目は黒田日銀総裁が記者会見において、10月30日に行われる次回会合での追加緩和を示唆するかどうかに絞られたが、総裁は物価に関する判断を据え置き、明確なヒントを示さなかった。ただ、政策据え置きが発表された際に119.70円台まで下がったドル/円が、黒田総裁の会見を受けても大きく下を攻める様子は「東京市場においては」見られていない。
本日の欧州・米国市場では大きな経済イベントの予定はなく、ドル/円相場は基本的に主要国株価・米長期金利睨みの展開となりそうだが、この後に参入してくる欧米勢がこの会見をどう見るか注目したい。追加緩和への踏み込んだ示唆がないことに失望を示すようなら、円には買い圧力が掛かる可能性がある。再度ドル/円相場が下を試す流れになった場合、119.50円前後までの下げも想定しておきたい。
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