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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
10月5日(月) 豪ドル/米ドル
【通貨ペア】
豪ドル/米ドル
【今日のトピック】
米利上げ時期後退でジリ高も
【基調】
ジリ高
【目先の注目材料】
・10/5 米9月ISM非製造業景況指数
・10/6 豪8月貿易収支、RBAキャッシュターゲット
・米国債利回り、主要国株価、国際商品価格
【本文】
先週末の米9月雇用統計がかなり弱い結果だったことから、米国の年内利上げ観測は後退した。これは豪ドル/米ドルにとって米ドル安・豪ドル高要因になった上、この利上げ時期後退観測を受けてNYダウ平均が上昇したことが豪ドル買いの材料になった。中国の景気減速懸念という、これまでの豪ドル/米ドルの重石が払拭されたわけではないが、このまま米国の利上げ時期後退観測が維持され、さらにそれを追い風に主要国株が堅調に推移するようなら、目先の豪ドル/米ドルに関してはもう一段の戻りも期待できると見る。
豪中銀(RBA)は明日、キャッシュターゲットを発表する。市場予想通りの据え置きとなれば、鍵を握るのは声明の内容だ。ここで、近い将来の利下げが示唆されれば、豪ドル/米ドルには先週からこれまでの戻りを打ち消すほどの下げ圧力が掛かる可能性があるが、そうした示唆がなく、前月と変わり映えのない声明に留まれば、「少なくとも目先1カ月の利下げはない」と判断されて、豪ドル高に拍車が掛かることもあり得そうだ。
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