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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
10月2日(金) NZドル/米ドル
【通貨ペア】
NZドル/米ドル
【今日のトピック】
米雇用統計が金融政策の方向性の違いを意識させるか
【基調】
やや軟調
【目先の注目材料】
・10/2 米9月雇用統計
・米国債利回り、主要国株価、国際商品価格
【本文】
NZドル/米ドル相場は今年8月に2009年7月以来となる0.62059ドル安値を記録し、その後も概ね0.62ドル台半ば〜0.64ドル台半ばで安値もみ合いが継続している。
本日は米9月雇用統計に市場の関心が集まっている。事前予想は失業率5.1%、非農業部門雇用者数20.1万人増、平均賃金(前月比)+0.2%となっている。質の部分を伴う雇用改善が見られれば、米年内利上げ期待が高まってドルが買われる公算だ。一方、NZでは今月28日のNZ準備銀行(RBNZ)理事会で利下げが予想されている事から、米国の金融政策の方向性の格差が改めて意識されて対米ドルで売られやすいと見る。NZドル/米ドルは20日移動平均線(執筆時0.63426ドル)を割ると、8月24日安値(0.62059ドル)に向けた一段安もあるだろう。
また、米9月雇用統計が予想より弱く、ドルが売られたとしても、8月に続き13週線(同、0.64991ドル)が上値を抑えそうだ。
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