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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
9月24日(木) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
材料豊富な一日
【基調】
底堅い
【目先の注目材料】
・9/24 独9月IFO景況指数
・9/24 米週次新規失業保険申請件数、米8月耐久財受注
・9/24 イエレン米FRB議長講演
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
昨日のユーロ/ドルは、一時1.11ドル目前まで下落したが、ドラギECB総裁が追加緩和の是非を検討するには時期尚早との見解を示した事から1.12ドル台へと上昇した。月初来安値(3日に付けた1.10866ドル)を下抜ける事なく反発した格好であり、1.11ドル前後は当面の下値支持として意識される事になりそうだ。値固めから反騰に向けて動き出せるかが目先の焦点であり、本日の値動きが注目される。
そうした中、本日は手掛かり材料には事欠かない。経済指標では、独9月IFO景況指数および米週次新規失業保険申請件数と米8月耐久財受注が注目されるが、これらはいずれも前月から悪化の予想となっている。ユーロ買い・ドル売りを促すには、独指標の改善よりも米経済指標が予想以上に悪化する方が有効だろう。また、独フォルクス・ワーゲンの排ガス規制逃れ問題の拡大も懸念されており、この問題に絡む株価の下落はユーロ売り材料視される傾向にある。昨日は欧州株の下落がひとまず収まったが、本日の株価動向も気にしておきたい。
なお、明朝のイエレンFRB議長の講演は「インフレ動向と金融政策」という演題のため関心が集まっているが、大学における記念講演につき、利上げに関する踏み込んだ発言は出てこないかもしれない。
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