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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
9月15日(火) 豪ドル/米ドル
【通貨ペア】
豪ドル/米ドル
【今日のトピック】
6連騰後の展開は?
【基調】
続伸
【目先の注目材料】
・9/15 米8月小売売上高、米8月鉱工業生産
・国際商品価格、主要国株価
【本文】
豪ドル/米ドルは、今月4日に0.69081ドルの安値を付けたのち翌週7日から昨日まで6連騰と急反転しており、本日早朝には一時0.7160ドル台まで上昇する場面があった。8月高値(0.74390ドル)から9月安値(0.69081ドル)の下げ幅に対する半値戻し(0.71736ドル)達成を視野に入れたが、RBA議事録がややハト派的と受け止められた上に、上海株が下落した事から上抜けできずに一旦0.7110ドル台まで押し戻された。半値戻しを越えて続伸か、あるいは戻り局面終了で反落してしまうのか、豪ドル/米ドル相場は「分水嶺」に差し掛かっていると言えるだろう。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、国際金融市場の変調などに配慮して9月利上げを見送るとの見方が徐々に広がっており、ドルの弱含みが足元の豪ドル高を側面から支援していると考えられる。そうした中、本日の米8月小売売上高などの重要統計が予想以上に弱い内容なら利上げ先送り観測が高まり、豪ドル/米ドルを押し上げる事になるだろう。利上げ先送り観測は、株や原油などの資産市場の上昇に繋がりやすい点からも豪ドル高を後押しする可能性があろう。なお、米8月小売売上高の予想中央値は前月比+0.3%、自動車を除いた前月比は+0.2%となっており、いずれも前月実績(+0.6%、+0.4%)を下回ると見られている。
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