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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
7月7日(火) トルコリラ/円
【通貨ペア】
トルコリラ/円
【今日のトピック】
3個めのマドは即日埋まる
【基調】
下げ止まり
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
【本文】
昨日のトルコリラ/円は、ギリシャの国民投票の結果を受けて前週末終値(45.653円)から下方向に大きく「マド」を空けてスタートしたが、オープン直後に44.814円まで下落した後は素早く切り返しており、約12時間後にはこの「マド」を完全に埋めた。さらにその後、45.821円まで上値を伸ばして日足チャート上に巨大な陽線を出現させる事になった。
昨日は、原油相場の大幅下落がトルコリラを支えた模様だ。トルコは資源輸入国のため、資源価格の下落は経済にプラスになると考えられている。ギリシャ問題が深刻化した矢先に、そうした平常時の理論でトルコリラが上昇したという事は、市場がギリシャ問題を深刻なリスクとは捉えていない証だろう。
トルコリラ/円相場は6月8日と6月29日にも下方向に「マド」を空けており、いずれもこの「マド」を埋められずに弱含んでいた。昨日はこの1カ月で3個目の「マド」を空けた事になるが、3回目にして初めて「マド埋め」を完了した格好であり、反騰局面入りのシグナルとなるかもしれない。
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