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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月29日(月) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
一目均衡表の雲の下限のサポートは続くか
【基調】
小反発も?
【目先の注目材料】
・6/29 独6月消費者物価指数・速報値、米5月中古住宅販売成約
・主要国株価、米長期金利
【本文】
ギリシャと欧州財務相との協議が決裂し、デフォルトリスクが急速に意識される中、週明けのアジア市場でユーロ/ドルは大幅に下落してスタートした。ただ、その後は下げ幅を圧縮する様子も見られており、下落トレンド入りしたと見るのは時期尚早だろう。現時点では、ギリシャがデフォルトを起こしたとしても、金融市場そのものへの影響は軽微なものに留まるとの見方が大勢を占めている。とはいえ、まだ水面下では支援延長交渉が進められていると見られるため、油断せずに各種報道に気をつけながら動向を見守りたい。また、反応の仕方も、ユーロへの信頼感悪化が米長期金利低下、という形で現れた場合は、ドル売りが強まって相対的にユーロが上昇してしまう事もあり得る点には注意が必要だ。
なお、ここから欧州勢や米国勢がユーロ売りで参入した場合、まずはアジア市場でサポートラインとなった一目均衡表の雲の下限(執筆時点1.09454ドル)前後で引き続き下支えられるかが焦点だ。
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バックナンバー(2015年6月)
- リスク回避一服で反発期待【カナダドル/円】 2015年6月30日
- 一目均衡表の雲の下限のサポートは続くか【ユーロ/米ドル】 2015年6月29日
- 短期線下抜けでトレンド転換の兆し【ポンド/円】 2015年6月26日
- 下げ一服は戻り売りの好機か【NZドル/米ドル】 2015年6月25日
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- 101円の壁【カナダドル/円】 2015年6月19日
- 調整一巡後のドル買いを期待【NZドル/米ドル】 2015年6月18日
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- ギリシャ関連報道は引き続き波乱要因に【ユーロ/円】 2015年6月15日
- 192円の壁【ポンド/円】 2015年6月12日
- 金融政策の印象格差が急拡大【NZドル/米ドル】 2015年6月11日
- RBNZの決定と声明【NZドル/円】 2015年6月10日
- 連立交渉が焦点に【トルコリラ/円】 2015年6月9日
- 一段高をうかがう【カナダドル/円】 2015年6月8日
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- 雇用統計待ちの押し目はチャンス【米ドル/円】 2015年6月4日
- 1.1200ドル突破なるか【ユーロ/米ドル】 2015年6月3日
- 「後ろ向き」な豪ドル買いで反発【豪ドル/米ドル】 2015年6月2日
- 戻り売り継続となるか【ユーロ/米ドル】 2015年6月1日
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