- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 6月4日(木)米ドル/円
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
6月4日(木) 米ドル/円
【通貨ペア】
米ドル/円
【今日のトピック】
雇用統計待ちの押し目はチャンス
【基調】
上昇再開
【目先の注目材料】
・米長期金利、主要国株価
・6/4 米週次新規失業保険申請件数
【本文】
ドル/円は今月2日に125円台にワンタッチして約12年半ぶりの高値を付けたが、その後は123円台後半から124円台半ばでもみ合っている。
ここからの相場展開が、反落に向かうのか、もしくはさらなる高みを目指して上昇を再開するのか、あるいはこの水準で膠着してしまうのか、今まさにその分岐点に差し掛かっていると言えそうだ。
そうしたドル/円相場の目先的な方向性のカギを握るのは明日の米5月雇用統計であろう。
もっとも、5月雇用統計の結果が多少弱めでも、最早FRBによる年内利上げの方針が揺らぐ公算は小さいという点を考慮に入れると反落シナリオは採用しにくい。
イエレン米FRB議長は、冬場の景気減速は一時的な特殊要因によるものとした上で「年内の利上げ開始が適切」との考えを示している。
5月雇用統計が「まずまず」の結果なら利上げ期待が剥落する事はないと見られ、上昇再開か悪くとも横ばいのシナリオが描けるとするならば、ドル/円の押し目は買いの好機と言える。
本日の東京市場も含めて、これまで3日連続で123円台後半で下げ止まっているのは偶然ではないだろう。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2015年6月)
- リスク回避一服で反発期待【カナダドル/円】 2015年6月30日
- 一目均衡表の雲の下限のサポートは続くか【ユーロ/米ドル】 2015年6月29日
- 短期線下抜けでトレンド転換の兆し【ポンド/円】 2015年6月26日
- 下げ一服は戻り売りの好機か【NZドル/米ドル】 2015年6月25日
- 「米国の年内2回利上げ観測」は強まるか【米ドル/円】 2015年6月24日
- 中銀声明が焦点に【トルコリラ/円】 2015年6月23日
- 1.14ドル台乗せをうかがう【ユーロ/米ドル】 2015年6月22日
- 101円の壁【カナダドル/円】 2015年6月19日
- 調整一巡後のドル買いを期待【NZドル/米ドル】 2015年6月18日
- FOMC経済・金利見通しの変化を見る【米ドル/円】 2015年6月17日
- 金融政策のコントラスト【NZドル/米ドル】 2015年6月16日
- ギリシャ関連報道は引き続き波乱要因に【ユーロ/円】 2015年6月15日
- 192円の壁【ポンド/円】 2015年6月12日
- 金融政策の印象格差が急拡大【NZドル/米ドル】 2015年6月11日
- RBNZの決定と声明【NZドル/円】 2015年6月10日
- 連立交渉が焦点に【トルコリラ/円】 2015年6月9日
- 一段高をうかがう【カナダドル/円】 2015年6月8日
- レンジブレイクするか米5月雇用統計に注目【米ドル/円】 2015年6月5日
- 雇用統計待ちの押し目はチャンス【米ドル/円】 2015年6月4日
- 1.1200ドル突破なるか【ユーロ/米ドル】 2015年6月3日
- 「後ろ向き」な豪ドル買いで反発【豪ドル/米ドル】 2015年6月2日
- 戻り売り継続となるか【ユーロ/米ドル】 2015年6月1日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。