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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
5月12日(火) ポンド/米ドル
【通貨ペア】
ポンド/米ドル
【今日のトピック】
重要イベント目白押し
【基調】
上伸期待
【目先の注目材料】
・5/12 英3月鉱工業生産
・5/13 英4月雇用統計、BOE四半期インフレ報告
【本文】
5月7日に行われた英総選挙をきっかけにポンド高が進み、昨日のポンド/ドルは1.56124ドルまで上昇した。英総選挙では与党・保守党が下院過半数の議席を獲得。政局安定への期待が高まった事を受けて、くすぶっていた利上げ期待が再燃し始めたようだ。
ポンド/ドルは今年2月に付けた戻り高値(1.55517ドル)を上抜けて年初来高値を更新しており、昨年7月以来の下落を埋める動きに入った可能性が感じられる。本日の英3月鉱工業生産と明日の英4月雇用統計及びBOE四半期インフレ報告がポンド高を後押しできれば、1.58ドル後半(昨年7月以来の下落に対する半値戻し水準=1.58778ドル)への上昇が視野に入ってこよう。
目白押しの材料の中でも明日のBOE四半期インフレ報告が最も重要になりそうだ。2月の報告では、原油安が低迷する中にあっても利上げに前向きな姿勢をにじませた事がサプライズとなりポンドが上昇した。今回は、前回1.8%に据え置いた2016年のインフレ率見通しが焦点となるだろう。原油価格が持ち直している中で、もしBOEがインフレ率見通しを引上げれば、利上げ前倒し期待を絡めてポンド高が進みそうだ。
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