- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 3月18日(水)ユーロ/米ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月18日(水) ユーロ/米ドル
【通貨ペア】
ユーロ/米ドル
【今日のトピック】
FOMCを受けて米利上げ時期見通しはどうなる?
【基調】
方向感模索
【目先の注目材料】
・3/18 FOMC声明および経済・金利見通し、イエレンFRB議長定例記者会見
・主要国株価、米長期金利、欧州各国の長期金利
【本文】
ユーロ/ドルは2月末から軟調に推移していたが、3月13日に1.04623ドルと2003年1月以来の安値を付けた後は、底堅い推移を続けている。ここからドルが買われる事によって一段と下値を切り下げるかどうか、目下のところ本日発表の米連邦公開市場員会(FOMC)声明や経済・金利見通し、またイエレンFRB議長の会見内容が鍵を握っていると言えそうだ。
重要なのは、声明、経済・金利見通し、会見の3つをトータルで見て、「6月利上げの可能性が高まるような内容だったか」どうかである。現状、6月利上げと見る市場関係者が最も多いが、9月利上げを見る向きもそれなりに多い。今回のFOMCによって6月利上げの可能性が高まったと市場が受け止めれば、それを織り込みに行く形でドル高が進もう。そうなれば、13日安値を試す展開になることは十分にあり得る。
ただし、このところ市場は、FOMCにおけるタカ派寄りのメンバーの発言をことさら取り上げてドルを買う手掛かりとする様子も目立っていた。今回、そうした市場のムードに反してFOMCが利上げ時期の示唆に慎重な様子を見せれば、ドル売りが急激に強まることもあり得るため、油断は禁物だ。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2015年3月)
- ドル買い・豪ドル売りに傾きやすい地合い【豪ドル/米ドル】 2015年3月31日
- 戻り売り継続【ユーロ/米ドル】 2015年3月30日
- 1.10ドルは戻り売りのメド【ユーロ/米ドル】 2015年3月27日
- 200日線割れで雲に注目【ポンド/円】 2015年3月26日
- 引き続き18日高値を窺う【ユーロ/米ドル】 2015年3月25日
- 上値の重い中で迎える2月米CPI【米ドル/円】 2015年3月24日
- 20日移動平均線が重い【ユーロ/米ドル】 2015年3月23日
- 38.2%戻しが遠い【カナダドル/円】 2015年3月20日
- FOMCの調整は一服か【米ドル/円】 2015年3月19日
- FOMCを受けて米利上げ時期見通しはどうなる?【ユーロ/米ドル】 2015年3月18日
- 注目点の多い金融政策発表【トルコリラ/円】 2015年3月17日
- RBA議事録の「ハト派寄りな内容」への期待【豪ドル/米ドル】 2015年3月16日
- カナダ雇用統計に悪化の不安【カナダドル/円】 2015年3月13日
- 米2月小売売上高に注目【米ドル/円】 2015年3月12日
- 一目均衡表の雲の下限で耐えられるか【NZドル/円】 2015年3月11日
- 上昇トレンド入りを見極め【米ドル/円】 2015年3月10日
- ギリシャの改革案は受け入れられるか【ユーロ/米ドル】 2015年3月9日
- 3月FOMCに向けて重要な位置付け【米ドル/円】 2015年3月6日
- バンド下限付近の攻防に注目【ポンド/米ドル】 2015年3月5日
- BOC声明の内容を確認【カナダドル/円】 2015年3月4日
- 直近高値更新で一段高なるか【スウェーデン/円】 2015年3月3日
- 米経済指標とRBAキャッシュターゲット【豪ドル/米ドル】 2015年3月2日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。