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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月16日(月) 豪ドル/米ドル
【通貨ペア】
豪ドル/米ドル
【今日のトピック】
RBA議事録の「ハト派寄りな内容」への期待
【基調】
弱い
【目先の注目材料】
・3/16 米3月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米2月鉱工業生産
・3/17 RBA議事録
・主要国株価、原油価格
【本文】
豪中銀(RBA)は17日、3日に開催された理事会の議事録を発表する。
3日の理事会では、事前の市場予想では金利の据え置きと0.25%の利下げに割れていたが、据え置きが決定された。発表直後の豪ドルは上昇したが、声明においてはこれまでと同様に「金利を据え置くのが適切」としながらも、「将来、一段の緩和が適切となる可能性」「次回以降の会合での利下げを検討」などと次回会合以降の利下げの可能性に含みを持たせたことで、上値は限られた。中銀は「経済のバランスを取るために一段の豪ドル安が必要になる」との見方も示しており、市場では豪ドルの先安感が根強い。17日発表の議事録の内容次第では、次回利下げ観測を絡めて豪ドルが一段と下落する可能性がある。またそれ以前に、16日のNY市場で発表される米国の経済指標に好結果が重なり、米国の早期利上げ期待を後押しするような形となれば、ドル買い主導で豪ドル/米ドルが下げることもあり得る。
豪州・米国どちらの材料にしても、豪ドル/米ドル下押しのきっかけとなる材料が出てくれば、まずは3月11日の0.75602ドルを試す流れとなろう。ここを割り込んでしまうと、2009年5月以来の安値水準である0.75000ドルまで目先の下値余地は拡大しよう。
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