- HOME >
- 為替,FXマーケット情報 >
- FXレポート >
- G.COMデイリーレポート 3月2日(月)豪ドル/米ドル
G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
3月2日(月) 豪ドル/米ドル
【通貨ペア】
豪ドル/米ドル
【今日のトピック】
米経済指標とRBAキャッシュターゲット
【基調】
下値模索再開
【目先の注目材料】
・主要国株価、国際商品価格
・3/2 米1月PCEデフレーター、米2月ISM製造業景況指数
・3/3 豪1月住宅建設許可件数、RBAキャッシュターゲット
【本文】
豪ドル/米ドルは2月26日には0.77853ドルまで一時上昇。しかし、その後は再び軟化し、本日の東京市場では0.77ドル台半ばまで下げて来ている。米国の早期利上げ期待が根強い上、豪州では追加利下げ観測が広がっている。こうした中でどうしても豪ドル/米ドルは上値が重くなってしまう。ここからの豪ドル/米ドルは、「どこまで下値を切り下げるか」が焦点となるだろう。2月24日安値0.77390ドルを割り込めば、その次のターゲットは2月12月安値0.76435ドルとなる。
今夜は米国で1月PCEデフレーター及び2月ISM製造業景況指数が発表される。また、明日は豪州で1月住宅建設許可件数及び豪中銀(RBA)キャッシュターゲットが発表される。それぞれが「ドル高要因」、もしくは「豪ドル安要因」となる内容だった場合、豪ドル/米ドルはさらに下値を試す流れになると考えられる。
特に注目はRBAキャッシュターゲットだ。この点について、市場のエコノミスト予想は、据え置きと0.25%の利下げに二分されている。実際に利下げした場合は、豪ドル安が比較的大幅に進む可能性がある。また、もしRBA声明において追加利下げの可能性も示唆されれば、継続的な豪ドル売りもあるだろう。
最新のレポートを見る
バックナンバー(2015年3月)
- ドル買い・豪ドル売りに傾きやすい地合い【豪ドル/米ドル】 2015年3月31日
- 戻り売り継続【ユーロ/米ドル】 2015年3月30日
- 1.10ドルは戻り売りのメド【ユーロ/米ドル】 2015年3月27日
- 200日線割れで雲に注目【ポンド/円】 2015年3月26日
- 引き続き18日高値を窺う【ユーロ/米ドル】 2015年3月25日
- 上値の重い中で迎える2月米CPI【米ドル/円】 2015年3月24日
- 20日移動平均線が重い【ユーロ/米ドル】 2015年3月23日
- 38.2%戻しが遠い【カナダドル/円】 2015年3月20日
- FOMCの調整は一服か【米ドル/円】 2015年3月19日
- FOMCを受けて米利上げ時期見通しはどうなる?【ユーロ/米ドル】 2015年3月18日
- 注目点の多い金融政策発表【トルコリラ/円】 2015年3月17日
- RBA議事録の「ハト派寄りな内容」への期待【豪ドル/米ドル】 2015年3月16日
- カナダ雇用統計に悪化の不安【カナダドル/円】 2015年3月13日
- 米2月小売売上高に注目【米ドル/円】 2015年3月12日
- 一目均衡表の雲の下限で耐えられるか【NZドル/円】 2015年3月11日
- 上昇トレンド入りを見極め【米ドル/円】 2015年3月10日
- ギリシャの改革案は受け入れられるか【ユーロ/米ドル】 2015年3月9日
- 3月FOMCに向けて重要な位置付け【米ドル/円】 2015年3月6日
- バンド下限付近の攻防に注目【ポンド/米ドル】 2015年3月5日
- BOC声明の内容を確認【カナダドル/円】 2015年3月4日
- 直近高値更新で一段高なるか【スウェーデン/円】 2015年3月3日
- 米経済指標とRBAキャッシュターゲット【豪ドル/米ドル】 2015年3月2日
- ●当社提供のレポート類について
- 本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。