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G.COMデイリーレポート

外為どっとコムのスタッフが今最もホットな通貨ペアを日々ピックアップし、その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。弊社お取り扱いの全通貨ペアを対象に、各国の経済・金利動向や金融政策、株価、商品相場動向など、あらゆる視点からその日一番注目の通貨ペアをご紹介します。
ニュースや他のレポートでは伝えきれない、貴重な情報をご提供いたします。
※祝祭日除く。
2月16日(月) ユーロ/円
【通貨ペア】
ユーロ/円
【今日のトピック】
穏やかなユーロ買い・円売りも
【基調】
もみ合い
【目先の注目材料】
・主要国株価
・2/16 ユーロ圏財務相会合
【本文】
ユーロ/円は2月に入って、ゆっくりと下値を切り上げて行く様子も見られているが、先週は137円に届かず軟化した。とはいえ、下値を追うような流れにはなっていない。
ギリシャの支援について、同国とトロイカ(EU・ECB・IMF)の交渉の行方を見守ろうとするムードが強く、また、この件に関しては少なくとも現在の支援プログラムの期限である2月末ギリギリまで続くだろうという見方から、足元の細かい材料に大きく反応する様子は見られていない。
本日はユーロ圏財務相会合が開催される。ここでギリシャ・トロイカ間の支援の合意形成に目覚ましい進歩が見られれば、ユーロ/円は再び136円台乗せ、また137円台乗せを試す可能性もあるだろう。しかし、週末の段階で、ギリシャは厳しい緊縮策を受け入れないという従来の姿勢を崩さない様子を見せており、合意に至る可能性はかなり低いと考えられる。つまり、ユーロの急上昇シナリオは描きにくい。
とはいえ、2月末まで2週間近くの時間を残し、様子見ムードが強い中では、多少の事ではユーロ安・円高が大きく進む事にはならないだろう。無難に会合を終え、主要国株価が堅調さを維持するならば、むしろおだやかなユーロ買い・円売りが優勢となることもあり得る。その場合、136円台乗せは十分期待できそうだ。
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